中小企業・小規模事業者の経営者のうち65歳以上の経営者は全体の約4割を占め、今後、数年で多くの方々が事業承継のタイミングを迎えます。人口減少が著しい地域における事業承継は、単に「個」の問題ではなく、「地域社会」の問題と捉え、解決していかなければなりません。
後継者が「事業」を承継するためには、個人財産だけではなく、長年築き上げてきた取引先との信頼関係や人脈、ノウハウや技術、社長のリーダーシップによる活性化した組織風土等の見えざる経営資源である「知的資産」を確実に把握し、それを利用できるようにしなければなりません。経営者の目線と後継者の目線は異なっていることが多く、このような認識ギャップが生じている中小企業・小規模事業者にこそ、互いの考えを理解し合うきっかけとして、知的資産を整理するための「事業価値を高める経営レポート」の作成が重要です。今後、より事業を発展させていくための知的資産の考え方、ノウハウ、作成プロセスをお伝えします!
開催日時・場所
①平成30年10月25日(木)午後7時から9時 多気町商工会 2階会議室(多気郡多気町相可1687-8)
②平成30年11月 2日(金)午後7時から9時 大紀町コンベンションホール中会議室(度会郡大紀町崎2200-1)
講師:(独)中小企業基盤整備機構中部本部 事業承継コーディネーター 松本 久敏 氏
内容:
1.知的資産経営とは
2.自社の知的資産を「棚卸し」する
3.事業承継の方向性を描く
受講対象者:後継者、経営幹部及び予定者、経営者
定員・締切:先着20名(定員になり次第締切)
申込・問合せ先:大台町商工会 TEL:0598-82-1411 / FAX:0598-82-2075
チラシ・申込書(PDF) ⇒ 事業承継セミナー